2008年07月25日

アヒルと鴨のコインロッカー

「アヒルと鴨のコインロッカー」
濱田岳 瑛太 松田龍平 関めぐみ 他

仙台の大学に進学し一人暮らしを始めた椎名。
ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら
引越の片付けをしているとアパートの隣人・河崎に話しかけられる。
「一緒に本屋を襲わないか。」
河崎は同じアパートに住むブータン人留学生が落ち込んでいるから
「広辞苑」をプレゼントするのだと言った。
困惑しながらもモデルガンを手に襲撃の手伝いをしてしまう椎名。
ブータン人のドルジと河崎、そして一人の女の子。
3人の物語に飛び入り参加してしまった椎名は―。



全然観るつもりなんてなかったけど暇だったから借りた。

でも借りて良かった、かなり。

邦画の中で言うなら3本指に入るね。

濱田君の役がすごく合っていて自然な感じ。

今時珍しい純粋で本当に自然体な感じの大学生が主人公だったが

それを不自然なところも無く演じることが出来るのは

そうそういないんじゃないかと勝手に思いました。

瑛太に関してはもう何と言うか流石、といった感じ。

謎の多い掴み所のない人物を演じさせたらピカ一ですね。

「一緒に本屋を襲わないか。」とか

「裏口から悲劇は起きる。」とか

謎めいた台詞が妙に格好良く聞こえてしまう笑

でもきっと他の役者じゃわざとらしくなるんだろうなぁ‥

それぞれの役者がそれぞれの長所を生かせた映画だと思います。

ストーリー展開も◎。

それでそれで?と思わず入り込んでしまう。

そしてオチも主人公と一緒に気付く感じ。

つまり主人公が気付くまで観てる方も気付かないというのが

私の中ではかなりの高ポイントになっている。

宣伝の意味も作中で分かるし、色々と気持ちのいい映画です。

ちなみに宣伝で言っていたのは

「神様、この話だけは見ないでほしい。」

初めは何のこっちゃと思っていましたが

あぁ、そういうことか!なるほどね~という感じ。

そういえば濱田君が作中でボブ・ディランを歌っているんですが

声がなかなか似てるんですよねーディランに。

あ、あと宣伝文句、これも裏切られなかったです、珍しく。

「人生を変える程の切なさが、ここにある。」だったかな。

人生変わるまではいかないけど確かに切ない話でした。

ボブ・ディランの曲がよく合ってて切なさを誘います。

あえてオチは話しません。

これは是非観てほしい作品です。


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